Steinway & Sons

スタインウェイピアノの維持管理について

適切な維持管理のABC

ピアノを設置する環境について

木材やフェルトは気温や湿度の極端な変化に対して非常に敏感です。暖房器具を使用する際には湿度を調整するため、定評のある高品質の加湿器を使用して下さい。ピアノにとって最適な環境は湿度45%~60%、温度は約20˚Cです。また、急激な気温の変動は調律や整調に悪影響があるので避けて下さい。

鍵盤について

少しだけ湿らせよく絞った天然皮のクロスで鍵盤を拭いて下さい。その際に水滴が鍵盤の側部に垂れないようにして下さい。

設置場所について

適切な条件の整った場所に設置をして下さい。できれば部屋の内側の窓から離れた壁ぎわに設置して下さい。窓や外側のドア、ラジエーター、暖房の吹き出し口に近いところはお避け下さい。さらにキャスター用のインシュレータ―をお使い頂くと、絨毯などの敷物を保護することが出来ます。ご使用にならない時はピアノの中にゴミが入らないよう、ピアノの天板はなるべく閉じておいて下さい。

整調(レギュレーション)について

整調とはピアノのアクションメカニズム(打弦機構)の調整のことです。均一なタッチ感で演奏するためにも、設置環境が最適な場合でも定期的な整調作業を行うことをお勧め致します。

修理について

スタインウェイピアノは細心の注意を持って製造されていますので、修理を要することはほとんどありません。万一、修理が必要となった場合には必ずスタインウェイの訓練を受けた技術者のみにご依頼下さい。また、その際にはスタインウェイの純正パーツのみが使用されることが不可欠です。

室温について

室温は可能な限り20˚Cを保つようにして下さい。(「ピアノを設置する環境について」もご覧下さい)

熟練した技術者について

スタインウェイピアノのクリーニング、調律、整音、整調または修理が必要な場合は必ずスタインウェイピアノについての訓練を受けた技術者にご依頼下さい。お近くのスタインウェイディーラーにご相談されることをお勧め致します。

外装のお手入れ

表面が光沢のある艶出塗装仕上げでも、サテン(半艶)仕上げの場合でも、ピアノは柔らかい乾いた布、または少しだけ湿らせよく絞った皮のクロスで拭いて下さい。家具用のポリッシュにはワックスやシリコンが入っているため、ご使用にならないで下さい。その後の復元に非常に費用がかかることになります。

ピアノの運送について

スタインウェイは高価なピアノですので、ピアノを運ぶ際には必ず専門の運送業者にご依頼下さい。また十分な保険をかけることもお勧め致します。

調律について

ピアノの調律は弦の張力を増減して行います。コンサートピアノの基準音(ピッチ)はa’=440Hz~443Hzの中で指定されることが多く、国内主要オーケストラの基準ピッチは、a’=442Hzが最もよく使用されます。 ご購入後の最初の年は、設置される環境に落ち着くまで変化が大きいので、調律回数を多めに行って下さい。その後は、変化の程度によりますが、少なくとも年2回以上の調律をお勧め致します。ピッチは一定に保ってください。ピッチを頻繁に変えるとピアノの音の保持が難しくなります。

床暖房について

スタインウェイディーラー又は当社技術部門にご相談下さい。

整音について

整音作業によって、ピアノの音の特性や性格が作られていきます。整音作業には高度な専門知識と技術が必要ですので、スタインウェイで訓練を受けた技術者のみにお任せ下さい。

窓について

ピアノの表面は太陽光熱に非常に影響されるため、ピアノは必ず直射日光が当たらないところに置いて下さい。

グランドピアノのダブルキャスターとブレーキについての重要なお知らせ

キャスターはグランドピアノを簡単に移動してご希望の場所に置くために使用します。しかし、もしキャスターのブレーキがロックされていない場合は動いてしまう恐れがあります。

コントロール出来ない動きによって人や物件に損傷を与える危険がありますので、グランドピアノを設置場所に移動した(特に他の場所から移動してきた)後にはすぐにブレーキをかけてキャスターをロックして下さい。

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